2015/06/29

整備記録 オイル交換  -- 9760km --

古い整備記録です。
4月29日、緊急オイル交換 + ガスケット交換を行いました。

この一週間前ぐらいから始動時に白煙を吹くようになっておりました。
夜間に走ることが多く、白煙に気付くのが遅れてしまいました。





気付いた週末に早速主治医であるショットガンライダーズに診てもらいました。
結論としてはオイル下がりの可能性が濃厚とのこと。



<オイル下がり>
バルブステムシールの劣化によりオイルが燃焼室に入り込んでしまうことが原因。オイル下がりはエンジンを停止している間に燃焼室に入りこむのが多く、エンジンをかけてすぐは白煙が出ますが、しばらくすると出なくなる。

<オイル上がり>
シリンダーとピストンリングのクリアランスが大きくなった結果、オイルが燃焼室に入り込んでしまうことが原因。
走行中もずっと白煙を吐いているのなら、オイル下がりではなくてオイル上がり。

上記内容と愛機の状態を確認するとやはりオイル下がりです。



原因
①当方のオイル管理の認識不足。
 以前のオイル交換から距離は約2000km程しか走っておらず油断しておりましたが、
 期間が半年近くひらいておりました。
 距離のみを交換サイクルの目安としていた事が原因です。
 また、安価なオイルを使用していた事も要因の一つとして挙げられます。

②整備不足
 クランクケースカバーとキックアームのシール部分よりオイル滲みが以前よりましたが、
 放置しておりました。
 これによりオイルが減る速度が早まっている状態になっておりました。



対策
恒久的な対策としてはエンジン内部のシール交換が必要ですが、それも憶測です。
エンジンを下し内部を確認してみないとはっきりとした対策が打てません。

臨時措置としてショットガンと相談し下記を実施しました。


①硬いオイルの使用。
 
 A.S.H.の50を使用。
 通常より硬い粘度のオイルを使用し燃焼室へのオイルの侵入を防ぎます。

②エンジン内部の保護

 オイルを交換した際、残っていたオイルは1L程しか残っていなかったそうです。
 通常の半分の程しかありません。
 エンジン内部にダメージがある恐れがあるのでNANO TECHを用いて保護します。



結果
エンジン始動時の白煙はマシにはなりましたが、無くなりはしませんでした。
やはり根本的な解決のためにはエンジンを下して分解が必要なようです。


ただ金銭的な問題によりすぐに取り掛かることは出来ません。
以降は3000km周期ではなく、2000km周期 or 3か月でのを交換を徹底し症状を進行させずに抑える方向で行きます。

<補足>
当方はオイル下がり改善の為にNANO TECHを導入しましたが、それとは関係なくこれは使用すべきです。
いれたすぐは何の変化もありませんが、数km走ると体感できます。
強いて言うならエンジンのフィーリングが滑らかになり、加速がスムーズになります。
走っていて思わず笑みがこぼれるほどでした。
価格は200ccで6000円程度と高価な物ですが、効果は確実に体感できます。



以上。


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