2015/07/15

整備記録  ユーザー車検  -- 10448km --   Vol.3

前回の記事よりの続きです。

ユーザー車検の投稿がまさかのVol.3まで・・・。
グダグダ長くやりすぎです。

要点を纏め簡潔に行きます。




寝屋川の陸運局へ向かう前に、最寄りのテストセンターに寄り光軸を調整してもらいました。
目視ですがヘッドライトケースのセンターを車体のセンターに合わせておりましたので、
ずれているのは上下方向のみだと予想しておりました。

下記がテストセンターで光軸を合わせた後の画像です。


車体のセンターを赤線で記しました。
ヘッドライトケースのセンターにあるニュートラルランプの位置が、車体のセンターより右へずれておりました。

上下方向のズレだけだと思っていたのですが、予想外です。























昼食や受付を済ませ、午後からのラウンドへ並びます。



















当方の順番が来たのでエンジンを始動。
各工程を検査員の指示に従いながら確認して行きます。

突っ込まれると思っていたハンドルロックは何も言われず。
こんな鎖でOKなんですね。

光軸も一発OK。
テストセンターに行っておいてよかった。

引っかかったのが排ガス。
HC基準値が0.4 [g/km]に1.0[g/km]とのこと・・・。

マフラーは純正に戻してるし、AISもちゃんと機能している。
考えられる原因は①オイル下がり ②キャブレターがTMR

②に関しては純正のキャブを持って来ておらず、ここでの交換は出来ません。
また当方はキャブのセッティングを自分で調整できる技量はありません。
なので①のオイル下がりをどうにかします。

オイル下がりはエンジン停止時にシールより滲んできたオイルが燃える現象。
これが余計な排ガスに繋がっているなら、エンジンがあったまった状態で再受験すればいい。
なので構内をしばらく走り、油温が上がったのを確認してから再度並びました。
その時もエンジンは停止しません。

祈りながらの再受験。
これでNGなら当方には成す術はありません・・・。

結果はOK!!

ただ基準値の倍以上あった排ガスが油温を上げただけでここまで下がるのは疑問が残ります。
陸運局ではテスターを自分でマフラーに挿入するのですが、愛機の場合何度行っても"検査中"のランプが点灯しませんでした。
なぜ?思っていたら検査官が「OKだからもういいよ」と。
検査官の温情もあったのでは?と勘ぐってしまいます。

疑問は残りましたが結論は車検OK!!



これから二年間は安心してバイクライフを送ることが出来ます。























これが車検公認の車両の状態です。




なんともアンバランスですね(笑)


 雨が上がるのを待って、車検の為に取り付けていた部品を早速取り外しました。

また二年後まで箱の中で眠ってもらうことにしましょう。








<反省点>
ブリーザーとAISを手製の茶漉しフィルターに還元する構造を作成しておりましたが、
茶漉しを取り付けた樹脂製のパイプの径が大きかった。
キャブに取り付けた際にフレームに干渉してしまいます。その為キャブが下記画像の状態で取り付けられておりました。



この状態、もろに二次エアーを吸っていますよね?
排ガスでNGを食らった原因はオイル下がりだけではなく、この二次エアもあったのでは?

次回はもっと径の細いパイプを用意します・・・。








以上。


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