早朝5時に出発し、朝の渋滞が始まる時間には大阪の混雑から脱出するはずだったのですが、
なんやかんかで出発したのは結局9時・・・・。
中央環状線を南下していたのですが、渋滞が物凄かったです。
信号待ちで四方を大型トラックに囲まれたときの暑さは悶絶ものでした。
愛機から上がってくる熱気に加えて四方からの熱気・・・。
もう体力的にも時間的にも無理です。高速道路へ避難しました。
当方は普段は高速道路は使用しません。
理由は走っていて退屈だから。
けど今回は時間が決まっているから、そんな事を言ってる場合じゃありません。
高速道路に入ってから渋滞はなく、一気に目的地付近のICまで。
高速を飛ばしてきたおかげで時間には間に合いそうです。
あとは海沿いをのんびり流して到着です。
到着した場所は和歌山県の加太港。
ここより愛機から定期便にのって友ヶ島へ向かいます。
ここからはバイクの要素はありません。これをツーリングレポートと銘打ってよいものか・・・・。
<<友ヶ島>>
- 明治時代に旧日本軍により、外国艦隊の大阪湾への進入を防ぐ目的で、沖ノ島内5箇所と虎島に砲台や防備衛所が造られた。第二次世界大戦までは要塞施設として一般人の立入は禁止され、当時の地図や地形図にも白く塗りつぶされて記載されなかった。島内の遊歩道に道幅の広い部分が多いのは、砲台などへ通じる軍用道路として開削されたためである。
- 後の第二次世界大戦は航空戦主体となり、対艦用に造られた砲台は使用されることのないまま終戦を迎えた。戦後は友ヶ島全体が瀬戸内海国立公園に指定された為、終戦時に爆破処分された第2砲台以外は軍事施設跡が比較的良好な状態で残っている。第3砲台は映画や雑誌などのロケで使用されることがあり、2003年には土木学会選奨土木遺産に選ばれた。
11:30
友ヶ島へ上陸。
上記Wikipediaにて記載のある通り、旧日本軍の軍事施設跡を見学することが目的です。
帰りの定期便の出航時間は13:30。
実質2時間しかありませんので足早に見て回ります。
この日は快晴でいい天気だったのですが、如何せん暑い・・・。
なのでメインの場所を先に回ります。
第三砲台跡
第三砲台の弾薬庫。
定期便より山道を歩いて煉瓦造りのトンネルを抜けると
この風景が広がっていました。
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弾薬庫の中。 画像はフラッシュを使用して撮影したので明るくなっていますが、実際は一歩踏み入れるのを躊躇ってしまうほどの暗さでした。 |
別アングルより。
煉瓦造りのトンネル。
明治時代に建造された建築物がこんなにいい状態で残っているのに驚きです。
弾薬庫横にあった人ひとりが通れる程の通路。
流石に踏み込めませんでした。
地下への階段の奥にトンネルを発見。
トンネルの内部。
トンネルの入り口に立って驚きましたが、10~15m程のまっすぐな煉瓦造りのトンネル。
都会に住んでいたら目にする事が無い程の暗闇の奥に向こう側からの光が点になっていました。
当方は幽霊などの目に見えないものは信じておりませんが、単純に怖いと感じました。
意を決して進み、反対側へ向かいましたが、枯れ井戸があっただけで特に何も・・・。
再度恐怖を押し殺して同じトンネルを通る羽目になりました・・・。
砲台跡
手前の円形の水たまりの位置に砲台を固定していたようです。
奥のトンネルは隣の砲台へのトンネルでしょうか?進んでみたいですが、時間があまりないのでスルーします。
第五砲台跡
海軍聴音所
第二砲台跡
ここは第二次世界大戦後に米軍によって爆破された様です。
その為、内部への侵入は禁止されており、外からしか見れませんでした。
爆破されていなければ煉瓦造りの大きな建造物だったのでしょうね。。。
13:30
定刻通りに船に乗り友ヶ島を後にします。
今回は滞在時間が短く、他の箇所を見て回ることが出来ませんでした。
それに急いで回ったのでクタクタです。
重いカメラに三脚を担いで、分厚いデニムにエンジニアブーツと言う格好で歩き回りましたが、
それに加えてこの暑さ・・・。もう修行です。
蛇足。
港を出てすぐ道を間違えました。
以上。
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